2020年07月22日

環境審議会 傍聴

令和2年度 第1回羽島市環境審議会が開催され、会議を傍聴しました。

審議会には、大学教授岐阜県生活環境部
羽島市自治委員コミュニティセンター協議会
羽島市小中学校校長会羽島市商工会議所
ぎふ農業協同組合羽島市食生活改善連絡協議会
羽島中央生活学校の関係者のほか、
公募委員2名が委員として出席し、
本日は、
・羽島市環境基本計画における環境施策について
・家庭系ごみ有料化について
の2件について協議が行われました。
IMG_20200722_113554.jpg

・羽島市環境基本計画における環境施策について
今年度中の策定を目指している羽島市環境基本計画について、
SDGs(持続可能な開発目標)の理念を踏まえて
望ましい環境像が示されるとともに、取り組む施策が体系化されました。
望ましい環境像
 心安らぐ 環境にやさしいまち はしま
 ~一人ひとりが行動し、みんなで協力して未来の世代へ引き継ごう~
取り組む施策
①環境意識の向上
 1、環境学習・環境教育の推進
   ・各教科や総合学習の時間を活用した環境教育
   ・イタセンパラを公共施設等で飼育・展示
   ・環境教育を目的とした農業体験授業の実施
   ・羽島市出前講座における環境に関する講座の充実
   ・環境に関する各種イベント等の実施による普及啓発の推進
 2、環境保全活動の推進
   ・環境美化活動等の協力・支援
   ・アダプトプログラムの導入による市民参画の環境づくり
   ・地域における環境保全活動の指導者等の確保
   ・関係機関や各種団体との連携
 3、環境情報の発信
   ・「羽島市の環境」の毎年度の作成・公表
   ・市ホームページ等による環境情報の提供
   ・岐阜県の「環境教育推進事業」の情報提供及びその活用
②快適な生活環境
 1、快適な生活環境の保全
   ・定期的な各種環境調査の実施による環境監視
   ・特定事業等事業者への指導・啓発
   ・各種環境調査結果の公開
   ・公共用水域の定期的な水質検査実施とその結果公開
   ・特定施設等設置工場に対する排水基準の順守徹底
   ・公共下水道の計画的整備及び普及率向上
   ・環境プラント及び浄化センターの適正な運営管理
   ・合併処理浄化槽の設置支援による公共水域の水質汚濁防止
   ・騒音・振動及び野焼き等に関する問い合せ等への適切な対応
 2、安全・安心なまちづくりの推進
   ・「羽島市美しいまちづくり条例」に基づく雑草繁茂等の防止
   ・環境美化看板の提供による環境保全の啓発
   ・市民が主体となって取り組む地域の環境美化活動の支援
   ・木曽川・長良川等の良好な自然の適切な保全
   ・ごみのポイ捨て等の景観阻害要素の増加防止
   ・情報発信やフォーラム等の開催による市民の意識啓発
   ・景観教育・景観学習の推進
   ・「桜堤サブセンター」の利用度等向上及び堤内地早期整備
   ・旧北部学校給食センター跡地における公園の整備
   ・「羽島市空家等対策計画」の更新及び空き家対策の推進
③循環型社会の形成
 1、5R運動(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ、リペア)の推進
   ・家庭や事業所で発生する食品ロスの解消
   ・ごみの減量と資源化を図るため、家庭系ごみ有料化の実施
   ・資源物ストックヤードの適切な運営管理
   ・広報紙等での周知による資源物ストックヤードの利用促進
   ・剪定枝等の緑ごみ再資源化を推進
   ・使用済小型家電(携帯電話等)の拠点回収
   ・使用済小型家電の回収品目の増加
   ・廃食品油の回収ステーションの設置及び回収による再資源化
 2、廃棄物の適正処理の推進
   ・岐阜羽島衛生施設組合等による次期ごみ処理施設整備
   ・監視パトロールの実施等による資源物持ち去り対策
   ・重点的なパトロールや監視カメラの設置等の環境づくり
   ・公共用地等の不法投棄廃棄物の適正な回収・処理
   ・ごみ出しが困難な世帯に対するサポート方策の検討
   ・「羽島市災害廃棄物処理計画」の策定・計画に基づいた対応
   ・ごみ処理費用及び処理方法についての広報紙等を通じた周知
   ・広報紙等を通じたごみ分別方法等の情報提供
   ・羽島市出前講座の開催等の学ぶ機会の提供及び啓発
   ・小学生を対象とした「ごみと資源物」の環境教育
④自然との共生
 1、自然環境の保全
   ・遊休農地の発生防止・解消と農業の担い手の確保
   ・農業従事者等による農地等の機能維持・向上の取組み推進
   ・スマート農業導入経費の一部助成
   ・国際水準GAP等の取組みの支援
   ・桑原輪中土地改良区管内の東西幹線用水路の水質改善
   ・木曽川・長良川等の河川敷の整備・保全
   ・境川・桑原川等の緑地整備
   ・地産品販売所の増加等による地産地消の推進
   ・学校給食における羽島市産の農畜産物の積極的な利用
   ・流域の近隣市町と協力した河川の浄化対策の推進
   ・木曽川・長良川及び境川等の一斉清掃の実施・広報等
 2、生物多様性の保全
   ・イタセンパラサポーターの募集及び保全活動の推進
   ・水辺の生物を観察できる親子参加型事業の実施
   ・生物多様性を脅かす特定外来生物の防除
   ・有害鳥獣類による被害状況の把握と駆除の実施
⑤低炭素社会の形成
 1、地球温暖化対策の推進
   ・空調・照明等の高効率化、省エネルギー活動の普及
   ・クールチョイスの普及啓発
   ・市のすべての施設で節電やノー残業デー等の実施
   ・率先したクールビズ・ウォームビズの取組みの実践
   ・環境ラベリング対象製品の購入
   ・ISO14001の手法を活かした「環境システム」の推進
 2、再生可能エネルギーの普及
   ・環境に配慮した工事及び省エネルギー設備の積極的導入
   ・新庁舎における地中熱利用システムの活用
 3、省資源・省エネルギーの推進
   ・エコドライブ等の環境に配慮した自動車利用の普及啓発
   ・ハイブリッドカー・低燃費車等の公用車の導入促進
   ・広域的な公共交通網の確保
   ・コミュニティバスの安定的運営及び地域公共交通網整備

環境基本計画については、今後素案が作成され、
パブリックコメント(市民意見募集)等を経て、計画が策定される予定です。

・家庭系ごみ有料化について
令和3年10月から家庭系ごみの有料化について話し合われました。

現在の検討状況としては、
有料化の対象となるごみを、燃やせるごみ燃やせないごみ
木製品・布団類その他プラスチックとして、
紙、びん、缶、ペットボトル等の資源物や有害物、緑ごみは
対象外となるとのことです。

有料化にあたっては、ごみ処理手数料を納入する方法となりますが、
ごみ袋の価格にごみ処理手数料を上乗せして販売する方法が
検討されているほか、粗大ごみについては
ごみ処理券(シール)を購入するという案が上がっています。
金額や販売方法については、現時点では検討中とのことです。

有料化に伴う変更点としては、
燃えるごみの名称を「可燃ごみ」に、
燃やせなせないごみの名称を「不燃ごみ」とするほか、
袋に入らない不燃ごみやその他プラスチック、
木製品・布団類については、1m以内に切断せず、
粗大ごみとして直接搬入できる方法も検討されています。
また、ごみ袋の規格についても変更が検討されており、
ごみ袋を取っ手付きの形状とすることや
容量15リットル相当の可燃ごみ(小袋)を新たに設ける案が示されています。

そのほかにも、さまざまな案が上がっています。
 ・紙おむつ使用者に一定量の可燃ごみ袋を無償配布する
 ・申請により「地域清掃専用ごみ袋」を無償配布する
 ・鳥獣用ネット購入費の一部を補助する
 ・ごみと資源に関するアプリケーションを導入する
 ・75歳上の高齢者のみ世帯に対して、戸別収集にかかる
  自己負担額(運搬費相当額)の一部を補助する
 ・ブロックレンガ等も粗大ごみとして有料で回収する
 ・緑ごみの回収を、毎週土曜日に加え、平日の午後も
  ㈱山田組積み替え施設で受け入れる
  (但し、市役所での受け入れは中止とする)

今後のスケジュールとしては、
8月中家庭系ごみ有料化実施計画(案)が作成され、
9月には市民意見募集(パブリックコメント)の実施、
市ホームページやYoutube動画による概要説明
環境審議会への諮問が行われる予定となっています。

私たちの暮らしに大きく関わる案件です。
市ホームページやYoutube動画の説明をご覧いただき、
皆さまのご意見をお寄せいただけたらと思います。
posted by 藤川 たかお at 10:00| 市政報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする