2019年08月24日

自民党青壮年議員連盟 研修会

自民党青壮年議員連盟研修会が開催され、
岐阜県 危機管理政策課長渡辺幸司氏より、
「平成30年7月豪雨災害 ~その時現場では~」
とのテーマでお話を伺いました。
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平成30年6月28日から7月8日にかけて西日本を中心に
局地的に降り続いた豪雨は、岐阜県内にも影響を及ぼし、
県内16地点で観測史上1位となる雨量を記録しました。(72時間雨量)

郡上市栃洞ひるがの長滝では、累積雨量が1000㎜を超え
いずれも過去最高を記録しています。
これは、高知県・徳島県に次ぐ雨量で、
特に被害の大きかった岡山県、広島県をはるかに超える雨量です。

岐阜県内の被害は、
死者1名、重傷者2名、軽傷者1名、
住家 全壊12棟、半壊236棟、一部半壊7棟、
   床上浸水72棟、床下浸水420棟 と甚大な被害を受けたほか、
道路被害244か所、河川被害374か所、土砂崩れ、鉄道被害なども発生しています。

渡辺課長は7月豪雨検証委員会のメンバーであり、
被害の大きかった関市上之保・武儀地区、下呂市金山地区での聞き取り情報など
当時の現場の状況を詳しくお話してくださいました。
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避難指示が発令された関市上之保・武儀地区では、
警察・消防による救助、消防団・自治会による見回りや避難の呼びかけがなされました。
行政からの情報を待たず、自主的に避難される方がいた一方で、
命からがら脱出した人、避難できず自宅の2階に避難した人もいました。
中には、家の中に水が流れ込んできたため
天井を破ってそこにつかまって耐えたという人もいらっしゃったそうです。

下呂市金山地区では、床上浸水被害が発生し、
馬瀬川の水位が9mを超過したため、妙見陸閘門の閉鎖がなされ、
避難指示が発令されました。
警察による避難誘導広報活動ヘリからの情報収集ホイスト救助のほか、
消防団・自治会による避難の呼びかけがなされました。
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いずれの地域の状況からも、
自助・共助・公助がいかに重要かということがよく伝わってきました。
自助・共助が機能するためには、
一人ひとりが災害に備えるという意識を持つとともに、
日ごろから、自治会や地域との交流を大切にしなくてはなりません。

地域の防災力向上を目指し、
こうした災害の教訓をしっかりと活かしていけたらと思います。
posted by 藤川 たかお at 15:00| 視察・研修 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする